現実とオブジェクト指向とJava
オブジェクト指向の入門でよく聞くフレーズに「オブジェクト指向は現実世界をモデル化したものです」というのがある。
これ、たしかにオブジェクト指向という考え方を説明してはいるんだけど、オブジェクト指向という理論を実装したコンピュータのプログラム言語(具体的にはJavaやC++)の説明としては適切でない。と常々おもっていた。のだけど、どこが適切でないのか?という点はイマイチすっきりした説明ができないでいた。
結論としては「状態と振る舞いをまとめて管理すると便利」*1というだけで別にその状態と振る舞いがまとまったものが現実世界のモノであるかどうかはどうでもよい、という理解でOKっぽい。
この本でわかりました。
Javaのココロ "できる"プログラマになるための111のアドバイス
- 作者: 松浦健一郎,司ゆき
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
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