2006-01-01から1年間の記事一覧

棚卸

今年読んだ本で書くタイミングがなかったやつをまとめて棚卸してみます。

経済学的説明

キャベツとかが豊作すぎで泣く泣く廃棄するっていう話が昔から(すくなくとも僕が子供の時から)ありますけど、この説明は僕が見た中では一番わかりやすい。 豊作でキャベツを捨てる理由 子供のころ市場(ここでは「しじょう」じゃなくて「いちば」と読みた…

税制改正

全額損金、既存設備も対象に・減価償却制度で政府案 投資を促して経済活性化をねらうらしいです。 じゃあ社会全体が過剰投資になったらまた税制を改正するのでしょうか?直感的な感想としては、企業の投資を調整するなら普通に財政・金融政策でするべきに思う…

立場変われば…

竹中慶大教授、日銀の金融政策を批判 これが本音かどうかはわからんけど本音に近いのは僕には疑いようが無いように思える。 二枚舌などの批判を十分無視できる程度に抑えながら立場によって発言を変えるのは必要なことだけど難しい。この人はそれをかなりア…

勉強方法

複式簿記とは ここから始めとけば簿記の勉強も続いたかもしれない。 大学で数学もどきをやっていたせいか、何かを勉強するときにはまずその分野の基本的な用語の概念、定義を理解してからでないとうまく勉強に入っていけなくなってしまっている気がする。 「…

ユーチューブ、3万ファイル削除

ちょっとタイムリーには反応できなかったんですが。 ユーチューブ、3万ファイル削除 著作権協会などが要請 普通のことが起きましたね。ニュースになるように削除するというのは少し風向きが変わってきているのかも。ちゃんといたちごっこが維持されるかどう…

ワイヤレスヘッドホン

ほほう。 ヘッドホンからケーブルが消える日がいつになるかは、いち音楽好きとしてはとても気になるのだけどそんなにすぐ来るようには思えないなあ。 価格と性能のバランスの問題なので網羅的な普及条件を予想するのは当て勘でも難しいけど、例えば軽さやデ…

保険の価値

通勤電車の車内広告で見つけた本。医療保険は入ってはいけない!作者: 内藤眞弓出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2006/07/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (35件) を見る読んでないし読むつもりも無…

誤用

何を今更! 「ユビキタス社会」は誤用 僕的にはこういう話ならモラルハザードを思い出す(もはや誤用とも思わないけど) こういう話はもう、著者自身も言っているように和製英語と思うしか無いように思う。和製英語の文化を否定することは可能だけどかなりの…

YOUTUBEのすごい所?

「確信犯」的な態度を貫く「ユーチューブ」の加速感 YOUTUBEは著作権問題を本音と建前をうまく使い分けてかわしているという話なんですが、どうもしっくりこない。 YOUTUBEが著作権云々で潰されないのはもっと大人の事情がある気がします。 これだけユーザ投…

データベースのちょっといい話

代理キーは「スタイル」ではなく「テクニック」 ちゃんと読みたい。けど今日は気力切れ。。

ニセ科学

最近、脳のリソースがたりなくて間隔が空きました。 「ニセ科学」というものがあるらしいので久々にコメントしてみます。

昔の名前

自分用メモ 1月 睦月 ムツキ 2月 如月 キサラギ 3月 弥生 ヤヨイ 4月 卯月 ウヅキ 5月 皐月 サツキ 6月 水無月 ミナヅキ 7月 文月 フヅキ 8月 葉月 ハヅキ 9月 長月 ナガツキ 10月 神無月 カンナヅキ 11月 霜月 シモツキ 12月 師走 シワス あと十二支 今更、…

経済嫌いなエンジニア

『イノベーションのジレンマ』に感じた違和感を明らかに 『イノベーションのジレンマ』がらみでダメな人を見つけてしまったので、上記リンクの偉い研究者の先生を批判します。 データを分析してある現象やシステムに対する一般的傾向を指摘すると、その指摘…

歴史

歴史家としてのフーコー 現代思想といえばフーコー、レヴィナス、ベルクソン(ベルクソンは現代思想じゃないのかな?よくわからん)くらいしか知らないけど(ので?)興味深くて長い文章を頑張って読んでしまった。 これで↓の読み途中の岩波新書も少し読む気…

イノベーションのジレンマを読み途中

学生時代に読みそびれていて、いまさらながら寝る前にちびちび読んでいる。イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2011/12/20メディア:…

現実とオブジェクト指向とJava

オブジェクト指向の入門でよく聞くフレーズに「オブジェクト指向は現実世界をモデル化したものです」というのがある。 これ、たしかにオブジェクト指向という考え方を説明してはいるんだけど、オブジェクト指向という理論を実装したコンピュータのプログラム…

ゼロ金利解除で

あいかわらずニュース(特にテレビの)ではゼロ金利解除で預金金利が上がりますとか間違ってないけど大して意味のない話。 給料とか家賃を気にするなら(ましてや預金金利なんて!)同じように物価とか失業率気にすべきと思うんだけどなあ。

流星ワゴンをよむ

流星ワゴン (講談社文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/15メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 198回この商品を含むブログ (504件) を見る重松清の本を読んだのはこれで2冊目。現代日本の親子関係というテーマは相変わらずな感じなん…

経済学の世界地図

経済学の世界地図 ゲーム理論がラピュタという所が気に入った、というか悲しいというか。。

物価

4月の全国消費者物価、6カ月連続プラス いろんな人がいろんなこと言ってますが、どうなることやら。 それにしても株価とか物価のグラフってサイエンスと人間の心が錯綜しているようで不謹慎な意味で面白い。そして今思うとやっぱり97-98年の物価下落は…

教えられることは技術。ほとんど

これを読んで思わず頷く。 そして「教えられない技術」や「教えられる非技術」について考えるうちにこんなお絵描きをしてしまう僕は暇な技術系。。

政治的発言?

「公共事業の拡大と同じ」・総務相、増税論をけん制 結論の真偽はともかく途中の議論がひどい。(記事のまとめ方が悪いだけなのかもしれないが) 生き物を殺す事を「殺生」と定義して肉牛を殺すことは殺人と同じであるといっているのとロジックは同じですね…

統計学の歴史

統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀作者: デイヴィッドサルツブルグ,David S. Salsburg,竹内惠行,熊谷悦生出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/03/20メディア: 単行本購入: 28人 クリック: 366回この商品を含むブログ (90件) …

文明崩壊読了

やっと読み終わりました。文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (下)作者: ジャレド・ダイアモンド,楡井浩一出版社/メーカー: 草思社発売日: 2005/12/21メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 58回この商品を含むブログ (127件) を見る要約すると、文明の…

巨乳

朝日新聞から“巨乳”消えた…「巨乳」に敏感 こんなくだらない話も朝日新聞がやると結構真面目なサイトとかでも取り上げられるから面白い。

ページランク

グーグルのページランクの計算方法 個人的に非常におもしろい。ページランクが確率推移行列の固有値問題だったなんて。 グラフ理論もマルコフ過程も固有値問題も大学でやったけどそんな話聞いたこともなかった。有名な話なのかな?

統計調査

だめなニュースを見つけたので重箱の隅をつついてみます。 小児科医の“疲労度” 深刻 端的に言えば、回答者を無作為抽出する気があまりにも無いのが問題だと思う。 調査票とやらを律儀に返送するひとは小児科医の疲労について関心が高いだろうし、小児科医の…

個人投資家って

ふと思ったこと。 たとえば、就職試験の面接で「株式投資をやってます」と言うのはOKだけど「パチンコやってます」っていうのはNGですよね。この判断(慣行?)そのものに別に異論はないけど、個人投資家のほとんどはパチンコ好きの人とやってることが変…

為替レート

また山形浩生ネタですが。最近読んだ話。(注:pdfです) 為替レートが変わりやすいということは知識としてはあったけど、なぜかという問いに明確に答える文章に出会ったことが無かった。かなり納得できる内容。(一部理解できないところもあるけど) 購買力…