棚卸2

去年読んだ本。


行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)

行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)

通読したのが昔すぎて細かい内容はあんまり覚えてませんが、なかなか感想文が書きたくなる本。
話題としては「あなたは100万円もらって初対面の人とそれを分配することになりました。分配比率は任意(つまり0〜100%)であなたが自由に決められます。ただし提案した比率が相手に拒否されると全額没収されます。さてあなたはいくらを提案しますか?」みたいな話なので、「行動」じゃない経済学を知らない人でも問題なくよめる内容ではある。(興味を持つかは別として)
ちなみに「行動」じゃない経済学では、上記の質問をすると誰もが「自分が全額取る」と答え、相手はその提案を受け入れるというストーリーを描きます。

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ツチヤ教授の哲学講義

ツチヤ教授の哲学講義

哲学なんて言葉がタイトルにある本はジャンルに限らずたいていひどい内容ですが、この本は面白かった。
世の中のほとんど全ての問題に関係があって、ほとんど全ての問題にとってどうでもいい内容が満載です。

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ゲーム理論と蒟蒻問答

ゲーム理論と蒟蒻問答

内容としては誰でも読める1冊目、2冊目に紹介した本の中間的な位置付けと言えなくも無い本。そもそもこのブログで紹介する本はあんまり広くお勧めできるものはありませんが、その中でもひときわお勧めしません。
でも紹介するのはとってもいいことが書いてあるから。(詳しくは割愛)もうちょっとこういうトピックを一般向けに書いてくれる人はいなのだろうか。

だいぶひとりの世界に入ってきたのでこの辺でやめときます、、今年はもっと文芸書が読みたいですね。