有意義な時間の無駄

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

SFです。普段まったく読まないジャンルですが、この本はなかなか面白かった。
多分この手の本は、アイデアとそのアイデアを生かす表現力が大事だと思うけど、表現力でアイデアが陳腐になる前に物語をまとめるという感じで最後まで退屈せずに読めた。

知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)

諸学問の哲学的側面を概観できる本。対談形式でさらっと読める。内容が浅すぎていかなる立場の人にとっても直接には何の足しにもならない内容ではあるけど、個人的には議論のチョイスがストライクで楽しめた。高校生の自分に読んでほしい一冊。遡及因果とか何気に上の本とリンクする部分もあったり。