個人投資家って

ふと思ったこと。
たとえば、就職試験の面接で「株式投資をやってます」と言うのはOKだけど「パチンコやってます」っていうのはNGですよね。この判断(慣行?)そのものに別に異論はないけど、個人投資家のほとんどはパチンコ好きの人とやってることが変わらないとも思うわけです。
「変わらない」というのは、根拠がない知識とそれに基づく不正確な判断で、「たまたま」な結果に一喜一憂するという点で変わらないということです。そういう意味で、適当に株やってる人よりギャンブルやってる人でも真面目にやってる人のほうが個人的には尊敬できる。
まあ、昔某銀行の面接で「株もやったこと無くて、今の円の対ドルレートも知らないで、よく経済に興味があって金融業やりたいなんて言えるね」みたいなことを言われて大層むかついたことを思い出したのがこの思いつきの主たる原因なんですけど。
「サイコロを振ったことなくて、直近に出た目も知らなくて、よく確率に興味があるなんて言えるね」って言ってるように聞こえたよ。まあある意味では間違いではないけど。
それにしても、「根拠がない知識とそれに基づく不正確な判断で、「たまたま」な結果に一喜一憂する」って僕が今までやってきたこと(そしてこれからも)そのものでもあるな…。