公共性の高い仕事ほどやる気がしない

相対的貧困は解決できるか

「私はこのことがわかりません」とカミングアウトすることは、その学者の知的威信にはあまりプラスにならない。
けれども、彼の知性を以てしても「わからないこと」にきちんと「タグ」をつけて、人々に告知するというのは公共性の高い仕事である。

その通り。
でも僕の知る限りこの「公共性の高い仕事」を奨励するしくみが世の中のたくさんの大事な分野に備わっていない。
大きい話題としては前回の日記のような政治の話然り、小さい話題としては問題点を指摘すると解決役に自動的に指名される職場の慣習とか。何とかならないものだろうか。